英放送局チャンネル4の人気料理番組で、日本をテーマに料理の腕を競うはずが、出場者が中華風やインド風の料理をつくってしまい、批判が殺到する事態となった。
英紙インディペンデントは「無知で差別的だ」との視聴者の声を伝えている。
アマチュアの料理人たちが毎週与えられたテーマに沿って料理をつくり、その出来栄えを競う。今回の放送では「日本」がテーマとなり、「蒸しまん」「抹茶ミルフィーユ」「KAWAIIケーキ」の三つが課題として設定された。
ただ、出場者の一人は蒸しまんをパンダの顔のように飾り付けたほか、別の出場者もインドの食材を多用して「カレーまん」を創作。「かわいいケーキ」でも、日本のシバイヌに似せた飾り付けをした出場者もいたが、総じて抹茶パウダーを使用する以外は日本らしさに乏しかった。
「蒸しまんはそもそも中華料理だし、『かわいいケーキ』も日本料理の一部ではない」と課題設定を疑問視。
「ソーシャルメディアは日本と中国の混同による『穏やかな差別』をめぐって論争するファンであふれている」と報じた。【論争】日本食のはずが中華風に?イギリスの料理番組に批判殺到https://t.co/f1IjPkG6Eb
アマチュアの料理人たちが腕を競う番組。日本をテーマに蒸しまんなどの課題が出されたが、パンダの顔のように飾り付けたり、インドの食材を多用してカレーまんを創作したりしたことに批判が寄せられたという。 pic.twitter.com/8QZXDVYtsa
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 29, 2020
好き勝手やれや