すでにオリコン配信年間1位を確定させ、ミリオンヒットと文句なしの大ヒット曲「紅蓮華」だけでなく、劇場版『鬼滅の刃』主題歌の「炎」も、オリコン週間ランキング4冠、ストリーミング週間歴代最高再生数、3週連続オリコン1位と異次元の記録を連発。もはや、今の音楽シーンはLiSAが中心となってしまったのだ。
そんな今年の顔を紅白に出さないのは、もはや失礼に当たるレベルなのだ。信じられないことに、去年は正式発表日に至るまで内定報道は一切なかった。それどころか、『鬼滅の刃』すら世間の目は白く、「なぜLiSAが出るのか」「そもそも誰だよ」「もっと出すべき歌手は他にいるだろ」という目を疑うような声も多々あったほどだ。
でも今年は違う。『鬼滅の刃』は今や子供がマネするほど異次元の社会現象となった。本日、劇場版は歴代最速で興行収入200億円を達成したことが発表された。動員も1500万人と、じつに日本国民の9人に1人が映画を見たという信じられないほどの勢いを見せている。そのため、去年は見向きもされていなかった内定報道が今日にいたるまで複数回にわたって報じられており、世間が紅白にLiSAが出るという関心を集めていることは、もはや疑いの余地はないのだ。
ここまでの大ヒットになってしまった以上、去年のようなショートサイズを歌って終わり、という扱いでは批判を浴びることは間違いない。最低でも「炎」→「紅蓮華」のメドレー形式にし、フル歌唱と大幅な待遇改善をしなければ世間は納得しないだろう。今の勢いなら、去年の氷川きよしのように、トリ前に抜擢される可能性もゼロではないのだ。
LiSAを、そして『鬼滅の刃』をここまでの社会現象に導いたのはほかならぬ去年の紅白である。紅白を通じて世間の目に留まり、そこから大ヒットへつながっていく――。紅白で披露したことをきっかけに社会現象を起こした、秋川雅史「千の風になって」や坂本冬美「また君に恋してる」は、翌年の紅白にカムバックしたときは後半枠でフル歌唱といずれも厚い待遇を受けた。LiSAもおそらくそうなるだろう。いや、ならなければならないのだ。
LiSA・紅白出場可能性の評価
総合評価 10.0 SS 出場確実
CD売上 9.5 SS 「炎」『LEO-NiNE』オリコン7冠・3週連続1位
DL売上 10.0 SS 「紅蓮華」ミリオンセラー・年間1位内定
ST人気 10.0 SS 「紅蓮華」2億回再生・「炎」週間歴代最高再生
カラオケ 9.5 SS 「紅蓮華」カラオケでもトップ人気
メディア 10.0 SS 数多くの音楽番組に引っ張りだこ
知名度 10.0 SS 劇場版『鬼滅の刃』日本映画史に残る大ヒット
貢献度 9.0 S 『ライブエール』等多数の番組に出演
出場実績 9.0 S 『第70回』紅組出場
個人ブログがソースって