塾講バイトしてた時に死ぬほど味わったな…
まじで「頑張れない」層は一定数いて、勉強に対してできる喜びもできない悔しさも感じてないからモチベーションをどうやっても作れないんだよな
成績は親が一喜一憂するものであって自分には関係ない、みたいな感覚になっちゃってる子もどうにもできなかった
今でこそ「マイペースでいいじゃねえか」とか言ってるけど、中高の頃は自分ができることが増えるのも楽しかったし、人と競うこと、もっというと自分より前走ってるやつを抜かすのが楽しくて仕方なくて、その上負けたら死ぬほど悔しがってたのでオイラは所謂「お勉強」ってのが向いてたのかもな(続く
幸か不幸か、オイラの周りにもそんなタイプの人間ばっかりが集まったもんだから「みんなそんなもの」と思ってたんだよな
だから塾講のバイト始めたての頃、そうじゃない人がいっぱいいるのを理解できなくて生徒たちにも悪いことをしちゃったと思ってるぜ
家庭教師やらやった事がある人なら分かると思うんですが、「絶対に伸びない子供」っているんですよね
「悔しい」と思えない子供、マジで教えた所でギリギリ赤点回避みたいなのが多すぎる
現状維持すら出来ておらず、どんどん下降していくだけなんですが、本人の中にそれでも「這い上がろう」という意思が見えて来ない以上、このパターンの子供は見るだけ無駄なんですよね
「悔しい」と思う感覚がないタイプは、現状維持をしているつもりでどんどん楽な方に転がると思う
何故「悔しい」と思えない奴が軒並み駄目なのか、という話ですが、これは何も競争社会での生存性に限った話ではないです
「出来なかったことを、次に出来るようにする」為には、その欠点を見詰めた上で、乗り越えようとするプロセス以外がない訳です
つまり、「出来ない自分」を超えるには、バネとなる何かが必要
このバネこそが、成功報酬への思考回路だったり、悔しさ・屈辱だったりする訳です
根本的にここが不足していると何を教えても本当に無駄で、憶測のない適当な自信以上が養えない
勉強以前の問題としか思えないんです
「勉強をさせても全く伸びない」という子供をお抱えの親御さんは、何故成功報酬を認識出来なかったり、悔しさを感じられないのかという所から見つめ直した方がいい
このパターンはたとえ点数が上がったとしても、本人が楽な方に転がり続けようとする姿勢は変わらない以上本当にろくな事にならない