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1: 名無しのがるび 21/06/05(土)06:56:44 ID:f7cy
書いていくで

◆前提1
昔のネットってまだネットの中で何が出来て何が出来ないかとか
何が向いてて何が向いてないかっていうのが判然としていなかったから
色々と挑戦してみようという人が多かった

◆前提2
昔のネットは今で言うTwitterのような大規模サービスに人が集約されているということもなく、小集団があちこちに点在していてネット全体に影響する大きなムーブメントを個人が起こすことはなかった
(バズる、という概念もない)

◆前提3
検索エンジンが今ほど万能ではなく、登録型が基本。ネットを横断して検索(クローラー型)はマイナーで精度も低く利用は限定的。そのため趣味趣向を共にする人達のみが集まって輪(webring)を形成していた

2: 名無しのがるび 21/06/05(土)06:57:15 ID:f7cy
■考察
前提1)ファミコン黎明期の玉石混交なタイトルのように出来ることを模索する時代で、様々なチャレンジャーがいた。そしてそれを何としても盛り上げようという小集団が付き従うという形態で、村社会的なものを形成していた。

前提2)局所的流行は発生しても、コミュニティーが違えばぜんぜん知らないというケースが殆どであった。特定のコミュニティーに属さずにあちこちを渡り歩く『情報通』の存在も確認できた。
情報通の介入で隔てられていたコミュニティー間に交流が産まれて物作りに発展するという流行も起こる。

前提3)SNSは存在せず検索エンジンもホームページの作者により申請されたものが登録されてリストになっているだけという環境上、人との関わりは限定的なものになる。
趣味趣向から外れた範囲で関係を築くのが困難であるため、それを補うかのようにチャットツールがひろく流行した。

前提1+2+3)趣味趣向を共有する限定的な小集団が引き起こす局所的なムーブメントのため、それを阻害しようという敵の存在がない(悪意なく邪魔してしまう無能やアスペはいた)ことから「民度が高かった」という形で記憶に残っているにすぎないのでは

3: 名無しのがるび 21/06/05(土)06:57:50 ID:f7cy
■現代との違い
Twitterや2ch(5ch)等の大規模なコミュニティーでは趣味趣向に限らず意志統制が行えないため、当然ながら盛り上げたい側だけに限定することはできず
邪魔をすることで構われたいとか、盛り上がってるところをぶち壊して有名になりたいというような人間の介入が後を絶たない。

また行動的な人間に反発することをアイデンティティとしている人間も沢山ネットに出入りするようになったため
何かを発表しよう公開しようという人間を『自己顕示』であるとか『目立ちたがり』として批判し、活動を邪魔をすることで悦びを得るという、過去のネット文化とは対極にある勢力が存在している

以上や


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