【悲報】宇多丸の鬼滅の刃無限列車編の評論……
no title

1: 名無しのがるび 2020/11/11(水) 14:17:15.26

・鬼舞辻無惨の無限城はすごく『インセプション』っぽい。重力が上下自由になっちゃってる感じ。
魘夢の手だけが歩いて…とか手に口が生えてる感じとかはデル・トロっぽい。特にやっぱり『パンズ・ラビリンス』っぽい。
後半の機関車と鬼が融合……肉と機械が融合、みたいなのはギーガー的、もしくはデヴィッド・クローネンバーグ的、あるいは『遊星からの物体X』的だったりする。
いろんな過去のエンターテイメントのいいとこ取り、っていうのも当然している。

・周囲の一般人やモブキャラとのリアリティライン的なすり合わせがまちまち。
一般人と隣り合わせて戦ってる話なのに、たとえば列車が転がり切った後で後ろにいる一般人の存在感が全く見えない。なのに、たとえば鬼が登場した時には一応驚いてみせる。
一般人の描き方が書き割り的。

・主人公たちのためだけに奉仕する物語世界、っていうところが子供向けっぽい感じ。
全ての設定、展開、感情……物語内の全てが、「言葉によって説明」される。これはちょっといくら何でもクドすぎる。


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