2月23日放送『情報プレゼンター とくダネ！』（フジテレビ系）で、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について取り上げたものの、メインキャスターの小倉智昭の発言が視聴者の間でブーイングを集めている。
昨年、複数女性との不倫関係が週刊誌で報じられ、活動自粛となった渡部。いまだ復帰の目途は立っていないが、現在豊洲市場の大手仲卸業者でアルバイトをしていることが明らかに。『とくダネ』では勤務先の関係者の証言を紹介。それによると、渡部は年明けから荷物の運搬・整理やウニの仕分けを行っており、勤務時間は午前0時過ぎから朝まで。また、賃金は発生しておらず、完全なボランティア。仕事先で芸能界復帰や今後の話は一切することなく、「先のことを計算高く考えているようには見えない」とのことだった。
この報道について、小倉は「こういう報道があると、彼の復帰へのプラスにもなるし、マイナスにもなるし。両方あると思うんですよね」とコメント。一方、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーは「仮に働いたとしても、勤労する義務や職業選択の自由は誰にでもあるし、ボランティア活動と言われたら一層何も言うことはないと言いますか……」と第三者がコメントするような問題ではないと指摘。「これだって、市場関係者から便宜を図ってもらって、脱法行為をしているわけでもない、ただ働いているわけですよね。時間が空いてて働くのはご自由ですから。芸能活動でもありませんし」と困惑したように話していた。
このカズレーザーの発言を受け、小倉は「そうなんだよね。これ、報道されるっていうことがね、渡部くんがそれだけ注目されてるからなのかも分かりませんけどね、これおかしいですよね。こういう風に取り上げるの」と、この話題を扱うことを疑問視。しかし、最後には関係者からの「渡部さん自身も一生懸命働いているので周囲もそっとしておいてほしいのが本音」という言葉が紹介されると、小倉は「でもなかなかそっとしておいてあげられないのが我々も辛いところです」と話していた。
「しかし、小倉のこのコメントには、『いや、そっとしてあげれば？』『別に取り上げなければいいだけ』『取り上げるのおかしいって言っておいてそっとしてあげられないって……サイコパス感ある』という戸惑いの声が聞かれました。この報道については、多くの人がカズレーザーと同じように取り上げること自体を疑問に思っています。小倉も一度はそれに賛同したものの、最後にはなぜか矛盾した発言に。結果、疑問ばかりが集まることになってしまいました」（芸能ライター）
小倉がメインキャスターという立場だからこそ、この発言に違和感を覚えた視聴者は多くいたようだ。
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— サイゾー (@cyzo) February 24, 2021
